2004春季リーグ戦
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☆各校による自己戦力分析★
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同 大(03秋優勝・8勝3敗勝点4)
投 |
経験不足は否めないが染田(4郡山)、田林(2智辯和歌山)を中心として安定した投球ができる。
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攻 |
ヒット0本でも1点を取れる野球。 |
守 |
内・外野共に堅実な守備を誇る。 |
成長株 |
染田(4郡山)、田林(2智辯和歌山)
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デビュー可能な1回生 |
荒川(智辯学園)、豊嶋(今治西)
安井(広陵)
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目標 |
リーグ優勝し、神宮出場
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予想オーダー |
(中) |
金澤(3岡山城東) |
(遊) |
荒川(1智辯学園) |
(三) |
阿部文(4杵築) |
(二) |
尾上(2玉野光南) |
(右) |
後藤(4智辯和歌山) |
(左) |
岩本(3桐蔭) |
(捕) |
桑原(4倉敷商) |
(一) |
和田(4市神港) |
(投) |
− |
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関 大(03秋2位・8勝4敗勝点4)
投 |
左の増田(4明徳義塾)・黒川(4郡山)・岩田(3大阪桐蔭)、右の松山(3安積)・田辺佑(2明徳義塾)は高いレベルで安定しており、チーム防御率1点台に抑えたい。
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攻 |
坂口(3尽誠学園)・森田光(4関大一)・南(4大阪桐蔭)・北川(4酒田南)など、実戦経験豊富な足の速い選手が多く、機動力を活かして得点に結びつけたい。
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守 |
乙須(3大阪桐蔭)、南、森田光、坂口のセンターラインを中心に安定している。
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成長株 |
増田(4明徳義塾)、黒川(4郡山)
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デビュー可能な1回生 |
瀬口(大阪桐蔭)、和田(土佐)
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目標 |
リーグ優勝
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予想オーダー |
(二) |
森田光(4関大一) |
(中) |
坂口(3尽誠学園) |
(遊) |
南(4大阪桐蔭) |
(一) |
光岡(4生駒) |
(捕) |
乙須(3大阪桐蔭) |
(三) |
北川(4酒田南) |
(右) |
大窪(3関大一) |
(投) |
− |
(左) |
三浦(3酒田南) |
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近 大(03秋3位・6勝5敗勝点3)
投 |
先発三本柱の岸本(4平安)、三木田(4明徳義塾)、貴志(4近大附)の4回生3人に加え、甲藤(3高知)、松嶋(3興誠)の3回生コンビも成長し、投手力は万全。
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攻 |
四番の若林(4広陵)を中心に、藤田(4鳴門第一)寺坂(4大阪学院大)の中軸が打撃陣のカギを握る。広瀬(4大阪桐蔭)、宮城(3柳川)の出塁にも注目である。
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守 |
センターラインの佐久間(4上宮)、藤田、宮城、広瀬が安定しており、それにより守備力は安定している。
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成長株 |
広瀬(4大阪桐蔭)、宮城(3柳川)
松嶋(3興誠)
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デビュー可能な1回生 |
米倉(金光大阪)、櫻井(北陽) |
目標 |
優勝 |
予想オーダー |
(中) |
広瀬(4大阪桐蔭) |
(二) |
宮城(3柳川) |
(遊) |
藤田(4鳴門第一) |
(左) |
若林(4広陵) |
(三) |
寺坂(4大阪学院大) |
(捕) |
佐久間(4上宮) |
(一) |
中東(2広陵) |
(投) |
− |
(右) |
増田(3北陽) |
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関 学(03秋4位・6勝6敗勝点2)
投 |
四回生を中心に個性豊かな投手陣となっており、それぞれの役割を果たし粘り強い投球を見せる。
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攻 |
繋いで一点をもぎ取る攻撃を展開する。どこからでも攻撃でき、チャンスを確実にものにする。
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守 |
基本の徹底を合言葉に鍛えられた守備は、内外野ともに安定感充分。
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成長株 |
池ノ内(4浪速)、清水(2小野)
重野(2観音寺第一)
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デビュー可能な1回生 |
宮西(市尼崎)、河野(報徳学園)
森本剛(報徳学園)
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目標 |
優勝 |
予想オーダー |
(中) |
黒川(2広陵) |
(二) |
柴田(4関西学院) |
(三) |
池ノ内(4浪速) |
(右) |
相原(4今治西) |
(左) |
南(4海田) |
(捕) |
清水誉(2小野) |
(遊) |
渡邉(3報徳学園) |
(一) |
近藤(3今治西) |
(投) |
− |
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立 命(03秋5位・6勝8敗勝点2)
投 |
ラストイヤーに懸ける池添(4高知)、谷川和(4神戸弘陵)、昨秋に3勝を挙げた金刃(2市尼崎)を中心に、中井敦(4桐蔭)、木村(3戸畑)が盛り立てる。
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攻 |
実績のある赤松(4平安)、高橋(4中京大中京)、急成長した藤崎(4久留米商)が打線の軸となる。
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守 |
後界(3神港学園)、藤崎の二遊間と赤松を結ぶセンターラインを中心に堅い。
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成長株 |
赤松(4平安)、池添(4高知)
高橋(中京大中京)、谷川和(4神戸弘陵)
藤崎(4久留米商)、金刃(2市尼崎)
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デビュー可能な1回生 |
黒田(立命館宇治)、籾山(天理) |
目標 |
リーグ優勝・日本一 |
予想オーダー |
(中) |
赤松(4平安) |
(二) |
後界(3神港学園) |
(右) |
高橋(4中京大中京) |
(左) |
中村(3東筑) |
(遊) |
藤崎(4久留米商) |
(一) |
緒方(3藤蔭) |
(三) |
西村(2智辯和歌山) |
(捕) |
中井純(4三田学園) |
(投) |
− |
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京 大(03秋6位・2勝10敗勝点0)
投 |
土屋(3西城陽)、濱田(3茨木)のサイドスローコンビを軸に、緩急が持ち味の山中(4洛南)、勢いのある川添(2土佐)と安定している。
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攻 |
リーグ戦経験豊富な伊藤(4松山東)に坂井(3筑紫丘)、中沢(3水戸第一)、河原林(3膳所)の3回生トリオが軸となる。俊足の小林(2三国丘)の出塁がカギを握る。
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守 |
捕手の岡田(3洛星)、遊撃手・伊藤、中堅手・小林とセンターラインが充実している。
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成長株 |
河原林(3膳所)、坂井(3筑紫丘)
土屋(3西城陽)、濱田(3茨木)
中沢(3水戸第一)
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デビュー可能な1回生 |
なし |
目標 |
最下位脱出、上位進出 |
予想オーダー |
(遊) |
伊藤(4松山東) |
(二) |
松岡諭(4旭丘) |
(三) |
河原林(3膳所) |
(一) |
中沢(3水戸第一) |
(右) |
坂井(3筑紫丘) |
(捕) |
岡田(3洛星) |
(左) |
折笠(4県千葉) |
(中) |
小林(2三国丘) |
(投) |
− |
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☆2004春季リーグ戦 展望★
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昨秋20季ぶりの優勝を果たした同大は投手陣の整備が二連覇の鍵となる。唯一のリーグ戦経験者であるエース染田(4郡山)が投手陣を引っ張る。これに安定感のある田林(2智辯和歌山)、武智(4松山東)が後に続く。攻撃では昨秋見事な活躍を見せた尾上(2玉野光南)を軸に、復活に懸ける金澤(3岡山城東)、勝負強い阿部文(4杵築)、長打力のある後藤(4智辯和歌山)など力のある打者が揃う。今季は機動力を絡めた隙のない攻撃で無安打でも得点できる野球を目指す。昨季リーグ制覇したものの代表決定戦初戦でまさかの敗退。今季連覇を果たし悲願である神宮出場の夢を叶えたい。
2季連続2位と優勝へ後一歩届かなかった関大は今年勝負の年となる。通算15勝のリーグ屈指の左腕増田(4明徳義塾)を中心に大型左腕黒川(4郡山)、潜在能力の高い岩田(3大阪桐蔭)、昨季1回生ながら堂々たる投球を見せた田辺佑(2明徳義塾)と投手陣は高いレベルで安定している。攻撃陣も昨季初のベストナインを獲得した好打者坂口(3尽誠学園)を中心に経験豊富な森田光(4関大一)、南(4大阪桐蔭)、北川(4酒田南)など足の速い選手が揃い、機動力を活かした攻撃は相手の脅威となる。守備もセンターラインを中心に堅く、リーグ戦制覇へ向けて戦力は整った。
昨季5季連続の優勝を逃した近大は投・攻・守共に高いレベルでまとまっている。投手陣は速球派の三木田(4明徳義塾)、経験豊富な貴志(4近大附)、大型右腕の岸本(4平安)の三本柱に加え、成長著しい甲藤(3高知)、松嶋(3興誠)が後に続く。攻撃陣も四番若林(4広陵)を中心に、リーグ屈指の好打者と成長した藤田(4鳴門第一)、勝負強い寺坂(4大阪学院大)が脇を固める中軸陣に加え、高い出塁率を誇る広瀬(4大阪桐蔭)、宮城(3柳川)と打線に隙がない。主将佐久間(4上宮)を中心に守備も堅く、今季王座奪回を目指す。
坂田新監督の采配に注目が集まる関学は昨季からのメンバーが数多く残り躍進に期待が持てる。投手陣は経験豊富な折田(4郡山)、水野(4尼崎北)、森本徹(4岡山朝日)の4回生3人に加え加藤学(3清教学園)、重野(2観音寺一)ら新しい戦力も台頭してきた。打撃陣は長打力のある主将相原(4今治西)を中心に南(4海田)、池ノ内(4浪速)と中軸に能力の高い選手が揃った。これら中軸の前にいかに好機をつくることができるかが勝利の鍵となる。
昨季5位と良い所の無かった立命だが今季はリーグ屈指の打撃力を武器に3年ぶりの神宮を目指す。俊足、巧打のリードオフマン赤松(4平安)に今季復活に懸ける高橋(4中京大中京)、打撃急成長の藤崎(4久留米商)などに加え西村(2智辯和歌山)、西岡(2貴志川)といった能力の高い若い選手にも期待できる。課題は投手力の整備である。昨季1回生ながら3勝を挙げた金刃(2市尼崎)に続く投手が出てくるかが優勝への鍵となりそうだ。ラストイヤーに懸ける池添(4高知)、谷川和(4神戸弘陵)、抜群の身体能力を持つ山田(2酒田南)に期待が集まる。後ろに経験豊富な中井敦(4桐蔭)が控えているだけに先発陣を整備することができれば失点が計算できる。昨春後一歩の所で優勝を逃した経験を今季に活かしたい。
昨秋関大から89年春以来の勝利を挙げるなど2勝を挙げた京大は今季、全員野球で最下位脱出、上位進出を目指す。投手陣は昨秋リーグ戦初勝利を挙げた土屋(3西城陽)、濱田(3茨木)の二人が中心となる。打線は勝負強い主将の伊藤(4松山東)を軸に、坂井(3筑紫丘)、中沢(3水戸第一)ら能力の高い二人が後に続く。投手を中心とした守りを重視しいかに接戦に持ち込むかが勝利への鍵となる。
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