2005秋季リーグ戦


2005秋季リーグ戦展望
Kinki
大学野球選手権準優勝を果たした近大。選手権で大活躍した速球派左腕・大隣(3年・京都学園)、甲藤(4年・高知)の二枚看板は強力だ。打撃陣も首位打者を獲得した宮城(4年・柳川)、ベストナインを獲得した倉重(4年・広陵)を中心に他大学を脅かす。打倒近大に燃える他大学を破り、チーム一丸となって2連覇を目指す。

(写真:大隣)
Kwansei
低迷期を抜け出し優勝争いを演じた関学、今季こそは優勝を果たしたい。連続イニング無失点記録を打ち立てた速球派左腕 宮西(2年・市尼崎)、経験豊富な加藤学(4年・清教学園)の二枚看板で打倒近大に挑む。打撃陣も近藤(4年・今治西)や千藏(3年・尼崎産)などシーズンで合計6本塁打の強力打線が他大学を脅かす。また捕手・清水(3年・小野)を中心に守りも堅い。昨季の失策数は立命と並んでリーグ最少。走攻守3拍子そろった野球で25季ぶりの優勝を目指す。

(写真:宮西)
Doshisha
リーグ戦序盤で連続で勝ち点を落とし、うまく波にのれなかった同大、今季こそは巻き返しをはかる。エース田林(3年・智辯和歌山)に、佐川(1年・大阪桐蔭)が加わり、投手力が強化。また大西(4年・智辯学園)、土田(4年・丸亀)、荒川(2年・智辯学園)など昨季リーグトップのチーム打率を誇る打撃陣は強力。攻守が揃えば優勝を狙えることは間違いない。

(写真:大西)
Ritsumei
春秋2連覇を達成した昨年から一転、Bクラスに転落した立命、なんとか巻き返しをはかりたい。投手陣は昨季2完封のエース金刃(3年・市尼崎)、黒田(2年・立命館宇治)、山田(3年・酒田南)と力強い。また、ベストナインを獲得した保良(4年・平安)や中村真(4年・東筑)など打線も強力。勝負どころをものにし2季ぶりの優勝を目指す。

(写真:中村真)
Kwansai
まさかの5位に転落した関大。8試合の敗戦のうち4試合がサヨナラ負け。接戦をものにできれば優勝は遠くない。投手陣はエース岩田(4年・大阪桐蔭)に田辺佑(3年・明徳義塾)と速球派が揃う。攻撃陣は俊足強打の坂口(4年・尽誠学園)、森田(4年・履正社)、乙須(4年・大阪桐蔭)などが軸となる。課題が残る守備面、昨季失策数22はリーグ最多。攻守そろった野球で、優勝を目指したい。

(写真:岩田)
Kyoto
昨季は全敗に終わった京大。投手陣は土屋(4年・西城陽)、濱田(4年・茨木)、尾藤(2年・新居浜西)と層は厚い。打撃陣は昨季は1割台と低迷してるが中沢(4年・水戸第一)、河原林(4年・膳所)、坂井(4年・筑紫丘)らの主軸がつないで得点したい。総合力で劣る京大だが、投手戦にもちこめば、勝利はそう遠くない。全員野球で2年ぶりの勝利を目指す。

(写真:河原林)

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